バッチスクリプト-構文
通常、バッチファイルの最初の行は次のコマンドで構成されていることがよくあります。
ECHOコマンド
@echo off
デフォルトでは、バッチファイルは実行時にコマンドを表示します。この最初のコマンドの目的は、この表示をオフにすることです。コマンド「echooff」は、「echo off」コマンド自体を除いて、スクリプト全体の表示をオフにします。前の「アットマーク」記号「@」は、コマンドをそれ自体にも適用します。
ドキュメンテーション
多くの場合、バッチファイルには「Rem」コマンドで始まる行も含まれています。これは、コメントやドキュメントを入力する方法です。コンピューターは、Remに続く行のすべてを無視します。複雑さが増すバッチファイルの場合、コメントを付けることをお勧めします。
最初のバッチスクリプトプログラム
簡単な最初のバッチスクリプトプログラムを作成しましょう。メモ帳を開き、次のコード行を入力します。ファイルを「List.cmd」として保存します。
コードは次のことを行います-
echo offコマンドを使用して、コードの実行時にコマンドが表示されないようにします。
Remコマンドは、このバッチファイルが正確に何をするかを示すコメントを追加するために使用されます。
dirコマンドは、場所C:\ ProgramFilesの内容を取得するために使用されます。
'>'コマンドは、出力をファイルC:\ lists.txtにリダイレクトするために使用されます。
最後に、echoコマンドを使用して、操作が完了したことをユーザーに通知します。
@echo off
Rem This is for listing down all the files in the directory Program files
dir "C:\Program Files" > C:\lists.txt
echo "The program has completed"
上記のコマンドを実行すると、C:\ Program Files内のファイルの名前がファイルC:\ Lists.txtに送信され、コマンドプロンプトに「プログラムが完了しました」というメッセージが表示されます。