CICS-ファイル処理

CICSを使用すると、さまざまな方法でファイルデータにアクセスできます。オンラインシステムでは、処理されるトランザクションがバッチ処理されておらず、どのような順序にもソートされていないため、ほとんどのファイルアクセスはランダムです。したがって、CICSは、通常の直接アクセス方式(VSAMおよびDAM(直接アクセス方式))をサポートします。また、データベースマネージャーを使用してデータにアクセスすることもできます。

ランダムアクセス

以下は、ランダム処理に使用されるコマンドです。

シニア番号 コマンドと説明
1 読んだ

READコマンドは、主キーを使用してファイルからデータを読み取ります。

2 書く

書き込みコマンドは、ファイルに新しいレコードを追加するために使用されます。

3 リライト

REWRITEコマンドは、ファイルにすでに存在するレコードを変更するために使用されます。

4 削除

DELETEコマンドは、ファイルに存在するレコードを削除するために使用されます。

シーケンシャルアクセス

以下は、順次処理に使用されるコマンドです。

シニア番号 コマンドと説明
1 STARTBR

STARTBRは開始ブラウズとして知られています。

2 READNEXT / READPREV

STARTBRコマンドを発行しても、レコードは使用可能になりません。

3 RESETBR

RESETBRコマンドを使用すると、参照の途中で開始点をリセットできます。

4 ENDBR

ファイルの順次読み取りが終了したら、ENDBRコマンドを使用して参照を終了します。