OBIEE –レベルベースの測定
レベルベースのメジャーは、特定の集計レベルで計算を実行するために作成されます。1つのクエリで複数レベルの集計でデータを返すことができます。また、共有メジャーを作成することもできます。
Example
多くの地域、国、都市で製品を販売しているXYZElectronicsという会社があるとしましょう。現在、社長は国レベルでの総収益を確認したいと考えています。地域より1レベル下、都市より1レベル上です。したがって、総収入の測定値は国レベルまで合計する必要があります。
これらのタイプのメジャーは、レベルベースのメジャーと呼ばれます。同様に、時間階層にレベルベースのメジャーを適用できます。
ディメンション階層が作成されたら、論理テーブルの[総収益]列をダブルクリックし、[レベル]タブでレベルを設定することにより、レベルベースのメジャーを作成できます。
レベルベースのメジャーを作成する
リポジトリをオフラインモードで開きます。[ファイル]→[開く]→[オフライン]に移動します。
.rpdファイルを選択し、[開く]→[リポジトリパスワードの入力]をクリックして、[OK]をクリックします。
BMMレイヤーで、「TotalRevenue」列→「NewObject」→「Logical」列を右クリックします。
論理列ダイアログボックスが開きます。論理列の総収益の名前を入力します。[列ソース]タブに移動します→式を使用して既存の列から派生したチェックを行います。
このオプションを選択すると、式編集ウィザードが強調表示されます。式ビルダーウィザードで、左側のメニューから論理テーブル→列名→総収益を選択し、[OK]をクリックします。
次に、論理列ダイアログボックスのレベルタブに移動します→論理ディメンションをクリックして、論理レベルの下の総計として選択します。これは、メジャーがディメンション階層の総計レベルで計算される必要があることを指定します。
[OK]→[TotalRevenue]論理テーブルをクリックすると、論理ディメンションとファクトテーブルの下に表示されます。
この列をサブジェクト領域のプレゼンテーション層にドラッグして、エンドユーザーがレポートを生成するために使用できます。この列は、ファクトテーブルまたは論理ディメンションからドラッグできます。