Python3-ツール/ユーティリティ

標準ライブラリには、モジュールとしてもコマンドラインユーティリティとしても使用できる多数のモジュールが付属しています。

DISモジュール:

disモジュールはPython逆アセンブラです。バイトコードを、人間が消費するのに少し適した形式に変換します。

コマンドラインから逆アセンブラを実行できます。指定されたスクリプトをコンパイルし、分解されたバイトコードをSTDOUTに出力します。disをモジュールとして使用することもできます。ザ・dis functionは、クラス、メソッド、関数、またはコードオブジェクトを単一の引数として受け取ります。

#!/usr/bin/python3
import dis

def sum():
   vara = 10
   varb = 20

   sum = vara + varb
   print ("vara + varb = %d" % sum)

# Call dis function for the function.

dis.dis(sum)

これにより、次の結果が生成されます-

6           0 LOAD_CONST               1 (10)
              3 STORE_FAST               0 (vara)

  7           6 LOAD_CONST               2 (20)
              9 STORE_FAST               1 (varb)

  9          12 LOAD_FAST                0 (vara)
             15 LOAD_FAST                1 (varb)
             18 BINARY_ADD
             19 STORE_FAST               2 (sum)

 10          22 LOAD_CONST               3 ('vara + varb = %d')
             25 LOAD_FAST                2 (sum)
             28 BINARY_MODULO
             29 PRINT_ITEM
             30 PRINT_NEWLINE
             31 LOAD_CONST               0 (None)
             34 RETURN_VALUE

PDBのモジュール

pdbモジュールは標準のPythonデバッガーです。これは、bdbデバッガフレームワークに基づいています。

コマンドラインからデバッガーを実行できます(n [またはnext]と入力して次の行に移動し、使用可能なコマンドのリストを取得します)-

例:

実行する前に pdb.py、Pythonlibディレクトリへのパスを適切に設定します。それでは、上記の例で試してみましょうsum.py −

$pdb.py sum.py
> /test/sum.py(3)<module>()
-> import dis
(Pdb) n
> /test/sum.py(5)<module>()
-> def sum():
(Pdb) n
>/test/sum.py(14)<module>()
-> dis.dis(sum)
(Pdb) n
  6           0 LOAD_CONST               1 (10)
              3 STORE_FAST               0 (vara)

  7           6 LOAD_CONST               2 (20)
              9 STORE_FAST               1 (varb)

  9          12 LOAD_FAST                0 (vara)
             15 LOAD_FAST                1 (varb)
             18 BINARY_ADD
             19 STORE_FAST               2 (sum)

 10          22 LOAD_CONST               3 ('vara + varb = %d')
             25 LOAD_FAST                2 (sum)
             28 BINARY_MODULO
             29 PRINT_ITEM
             30 PRINT_NEWLINE
             31 LOAD_CONST               0 (None)
             34 RETURN_VALUE
--Return--
> /test/sum.py(14)<module>()->None
-v dis.dis(sum)
(Pdb) n
--Return--
> <string>(1)<module>()->None
(Pdb)

プロファイルモジュール

プロファイルモジュールは、標準のPythonプロファイラーです。コマンドラインからプロファイラーを実行できます-

次のプログラムのプロファイルを作成してみましょう-

#!/usr/bin/python3

vara = 10
varb = 20

sum = vara + varb
print "vara + varb = %d" % sum

今、実行してみてください cProfile.pyこのファイルsum.pyに対して次のように-

$cProfile.py sum.py
vara + varb = 30
         4 function calls in 0.000 CPU seconds

   Ordered by: standard name

ncalls  tottime  percall  cumtime  percall filename:lineno
   1    0.000    0.000    0.000    0.000 <string>:1(<module>)
   1    0.000    0.000    0.000    0.000 sum.py:3(<module>)
   1    0.000    0.000    0.000    0.000 {execfile}
   1    0.000    0.000    0.000    0.000 {method ......}

tabnannyのモジュール

tabnannyモジュールは、Pythonソースファイルにあいまいなインデントがないかチェックします。ファイルがインデントを捨てるような方法でタブとスペースを混在させている場合、使用しているタブサイズに関係なく、乳母は文句を言います-

次のプログラムのプロファイルを作成してみましょう-

#!/usr/bin/python3

vara = 10
varb = 20

sum = vara + varb
print "vara + varb = %d" % sum

tabnanny.pyで正しいファイルを試してみると、次のように文句を言うことはありません-

$tabnanny.py -v sum.py
'sum.py': Clean bill of health.