VBScript-プレースメント

HTMLファイルでのVBScriptの配置

HTMLドキュメントのどこにでもVBScriptコードを含めることができる柔軟性があります。ただし、HTMLファイルにVBScriptを含める最も好ましい方法は次のとおりです。

  • <head> ... </ head>セクションのスクリプト。

  • <body> ... </ body>セクションのスクリプト。

  • <body> ... </ body>セクションと<head> ... </ head>セクションのスクリプト。

  • 外部ファイルでスクリプトを作成し、<head> ... </ head>セクションに含めます。

次のセクションでは、VBScriptをさまざまな方法で配置する方法を説明します。

<head> ... </ head>セクションのVBScript

ユーザーがどこかをクリックしたときなど、特定のイベントでスクリプトを実行する場合は、次のようにそのスクリプトを先頭に配置します。

<html>
   <head>
      <script type = "text/Vbscript">
         <!--
            Function sayHello() 
               Msgbox("Hello World")
            End Function
         //-->
      </script>
   </head>
   
   <body>
      <input type = "button" onclick = "sayHello()" value = "Say Hello" />
   </body>
</html>

次の結果が生成されます-SayHelloという名前のボタン。ボタンをクリックすると、「HelloWorld」というメッセージとともにメッセージボックスがユーザーに表示されます。

<body> ... </ body>セクションのVBScript

スクリプトがページのコンテンツを生成するようにページの読み込み時にスクリプトを実行する必要がある場合、スクリプトはドキュメントの<body>部分に配置されます。この場合、VBScriptを使用して定義された関数はありません-

<html>
   <head> </head>
   <body>
      <script type = "text/vbscript">
         <!--
            document.write("Hello World")
         //-->
      </script>
      <p>This is web page body </p>
   </body>
</html>

これにより、次の結果が生成されます-

Hello World
This is web page body

<body>セクションと<head>セクションのVBScript

次のように、VBScriptコードを<head>セクションと<body>セクションにまとめて配置できます。

<html>
   <head>
      <script type = "text/vbscript">
         <!--
            Function sayHello() 
               msgbox("Hello World")
            End Function
         //-->
      </script>
   </head>
   
   <body>
      <script type = "text/vbscript">
         <!--
         document.write("Hello World")
         //-->
      </script>
      <input type = "button" onclick = "sayHello()" value = "Say Hello" />
   </body>
</html>

次の結果が生成されます-「SayHello」ボタンが付いたHelloWorldメッセージ。ボタンをクリックすると、「HelloWorld」というメッセージが表示されたメッセージボックスがユーザーに表示されます。

Hello World 

外部ファイルのVBScript

VBScriptをより広範囲に使用し始めると、サイトの複数のページで同一のVBScriptコードを再利用している場合があることに気付くでしょう。複数のHTMLファイルで同一のコードを維持することに制限されていません。

スクリプトタグを使用すると、外部ファイルにVBScriptを格納し、HTMLファイルにそれを含めることを可能にするメカニズムを提供します。スクリプトタグとそのsrc属性を使用して、HTMLコードに外部VBScriptファイルを含める方法を示す例を次に示します。

<html>
   <head>
      <script type = "text/vbscript" src = "filename.vbs" ></script>
   </head>
   <body>
      .......
   </body>
</html>

外部ファイルソースからVBScriptを使用するには、すべてのVBScriptソースコードを拡張子「.vbs」の単純なテキストファイルに記述してから、上記のようにそのファイルを含める必要があります。たとえば、次のコンテンツをfilename.vbsファイルに保持し、filename.vbsファイルをインクルードした後にHTMLファイルでsayHello関数を使用できます。

Function sayHello()
   Msgbox "Hello World"
End Function

QTPでのVBScriptの配置

VBScriptはQTP(Quick Test Professional)ツールに配置されますが、HTMLタグで囲まれていません。スクリプトファイルは拡張子.vbsで保存され、Quick TestProfessional実行エンジンによって実行されます。