XHTML-イベント
ユーザーがWebサイトにアクセスすると、テキスト、画像、ハイパーリンクをクリックしたり、カーソルを合わせたりするなどの操作を行います。これらは、JavaScriptがイベントと呼ぶものの例です。
イベントハンドラーはJavaScriptまたはVBScriptで記述でき、これらのイベントハンドラーをイベントタグ属性の値として指定できます。XHTML 1.0には、HTML4.01仕様で利用可能な同様のイベントのセットがあります。
<body>および<frameset>レベルのイベント
ドキュメントレベルでイベントが発生した場合に、JavaScriptまたはVBScriptコードをトリガーするために使用できる属性は2つだけです。
| 属性 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| オンロード | 脚本 | XHTMLドキュメントが読み込まれるとスクリプトが実行されます。 |
| onunload | 脚本 | XHTMLドキュメントがアンロードされるとスクリプトが実行されます。 |
Note −ここで、スクリプトは、VBScriptまたはJavaScriptの任意の関数またはコードの一部を指します。
<form>レベルのイベント
フォームレベルでイベントが発生したときにJavaScriptまたはVBScriptコードをトリガーするために使用できる次の6つの属性があります。
| 属性 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| onchange | 脚本 | 要素が変更されると、スクリプトが実行されます。 |
| onsubmit | 脚本 | フォームが送信されると、スクリプトが実行されます。 |
| オンリセット | 脚本 | フォームがリセットされると、スクリプトが実行されます。 |
| onselect | 脚本 | 要素が選択されると、スクリプトが実行されます。 |
| onblur | 脚本 | 要素がフォーカスを失うと、スクリプトが実行されます。 |
| onfocus | 脚本 | 要素がフォーカスを取得すると、スクリプトが実行されます。 |
キーボードイベント
次の3つのイベントはキーボードによって生成されます。これらのイベントは、base、bdo、br、frame、frameset、head、html、iframe、meta、param、script、style、およびtitle要素では無効です。
| 属性 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| オンキーダウン | 脚本 | スクリプトはキーを押すと実行されます。 |
| onkeypress | 脚本 | スクリプトは、キーを押して放すと実行されます。 |
| onkeyup | 脚本 | スクリプトはキーリリースを実行します。 |
その他のイベント
次の7つのイベントは、マウスがHTMLタグと接触したときに生成されます。これらのイベントは、base、bdo、br、frame、frameset、head、html、iframe、meta、param、script、style、およびtitle要素では無効です。
| 属性 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| onclick | 脚本 | スクリプトはマウスクリックで実行されます。 |
| ondblclick | 脚本 | スクリプトは、マウスをダブルクリックすると実行されます。 |
| onmousedown | 脚本 | マウスボタンを押すとスクリプトが実行されます。 |
| onmousemove | 脚本 | マウスポインタが移動するとスクリプトが実行されます。 |
| onmouseout | 脚本 | マウスポインタが要素の外に移動すると、スクリプトが実行されます。 |
| onmouseover | 脚本 | マウスポインタが要素上を移動すると、スクリプトが実行されます。 |
| onmouseup | 脚本 | マウスボタンを離すとスクリプトが実行されます。 |