CrystalをHANAビューに接続する
SAPHANAビュー上でCrystalReportsを使用するには、HANAビューのビジネスレイヤーを直接指すOLAP接続を使用できます。SAPHANAビューとテーブルの上に作成されたユニバースに直接接続することもできます。Crystal Reportsは、以下を含む複数のデータソースに接続できます。
- Universe
- SAPBExクエリ
- HANAビュー
- Excelスプレッドシート
データソースに接続するには、[ファイル]→[新規]→[データソースから]に移動します。
Crystal ReportsをHANAシステムに接続する3つの方法(データベースレイヤーまたはHANAビュー)は次のとおりです。
CrystalReportバージョン | 接続 | ノート |
---|---|---|
Crystal Reports 2011 SP4 |
JDBC ODBC |
コマンドオブジェクトとSQL式が利用可能です |
エンタープライズ向けCrystalReports 4.0 SP4 |
JDBC ODBC |
データへの直接接続は、FP3以降で使用できます |
エンタープライズ向けCrystalReports 4.0 SP4 |
ユニバース(.unx) |
リレーショナルユニバース |
以下は、HANAへの直接接続またはユニバースの使用を定義するシナリオです。
CrystalReportsでのユニバース接続の使用
- すでにビジネスレイヤでユニバースを公開している場合
- 変数付きのHANAビューが必要な場合
HANAビューへの直接接続の使用
宇宙が利用できないとき
レポートにCrystalReports forEnterpriseではなくCrystalReports2011を使用している場合
コマンドオブジェクトまたはSQL式を使用してカスタムSQLクエリを使用する場合
ストアドプロシージャ、テーブル、ビューに直接アクセスする場合