SymPy-エンティティ
SymPyのジオメトリモジュールを使用すると、線、円などの2次元エンティティを作成できます。その後、共線性の確認や交点の検索など、それらに関する情報を取得できます。
ポイント
ポイントクラスは、ユークリッド空間のポイントを表します。次の例では、点の共線性をチェックします-
>>> from sympy.geometry import Point
>>> from sympy import *
>>> x=Point(0,0)
>>> y=Point(2,2)
>>> z=Point(4,4)
>>> Point.is_collinear(x,y,z)
Output
True
>>> a=Point(2,3)
>>> Point.is_collinear(x,y,a)
Output
False
Pointクラスのdistance()メソッドは、2点間の距離を計算します
>>> x.distance(y)
Output
$2\sqrt2$
距離は、記号で表すこともできます。
ライン
ラインエンティティは、2つのポイントオブジェクトから取得されます。2つの線が互いに交差する場合、intersection()メソッドは交点を返します。
>>> from sympy.geometry import Point, Line
>>> p1, p2=Point(0,5), Point(5,0)
>>> l1=Line(p1,p2)
>>> l2=Line(Point(0,0), Point(5,5))
>>> l1.intersection(l2)
Output
[Point2D(5/2, 5/2)]
>>> l1.intersection(Line(Point(0,0), Point(2,2)))
Output
[Point2D(5/2, 5/2)]
>>> x,y=symbols('x y')
>>> p=Point(x,y)
>>> p.distance(Point(0,0))
Output
$\sqrt{x^2 + y^2}$
三角形
この関数は、3つのポイントオブジェクトから三角形エンティティを作成します。
Triangle(a,b,c)
>>> t=Triangle(Point(0,0),Point(0,5), Point(5,0))
>>> t.area
Output
$-\frac{25}{2}$
楕円
楕円幾何学エンティティは、中心に対応するPointオブジェクトと、水平半径と垂直半径にそれぞれ2つの数値を渡すことによって構築されます。
ellipse(center, hradius, vradius)
>>> from sympy.geometry import Ellipse, Line
>>> e=Ellipse(Point(0,0),8,3)
>>> e.area
Output
$24\pi$
離心率パラメータを使用して、vradiusを間接的に提供できます。
>>> e1=Ellipse(Point(2,2), hradius=5, eccentricity=Rational(3,4))
>>> e1.vradius
Output
$\frac{5\sqrt7}{4}$
ザ・ apoapsis 楕円のは、焦点と輪郭の間の最大距離です。
>>> e1.apoapsis
Output
$\frac{35}{4}$
次のステートメントは、楕円の円周を計算します-
>>> e1.circumference
Output
$20E(\frac{9}{16})$
ザ・ equation 楕円のメソッドは、楕円の方程式を返します。
>>> e1.equation(x,y)
Output
$(\frac{x}{5}-\frac{2}{5})^2 + \frac{16(y-2)2}{175} - 1$