WSDL- <types>要素

Webサービスは、その入力と出力、およびそれらがサービスにマップされる方法とサービスからマップされる方法を定義する必要があります。WSDL<types>elementは、Webサービスで使用されるデータ型の定義を処理します。タイプはXMLドキュメントまたはドキュメントパーツです。

  • 種類の要素は、クライアントとサーバー間で使用されるすべてのデータ型を記述します。

  • WSDLは、特定のタイピングシステムに排他的に関連付けられているわけではありません。

  • WSDLは、データ型を定義するためのデフォルトの選択肢としてW3CXMLスキーマ仕様を使用します。

  • サービスが文字列や整数などのXMLスキーマ組み込みの単純型のみを使用する場合、types要素は必要ありません。

  • WSDLを使用すると、型を個別の要素で定義できるため、型を複数のWebサービスで再利用できます。

これは、W3C仕様から抜粋したコードです。このコードは、WSDL内でtypes要素を使用する方法を示しています

<types>
   <schema targetNamespace = "http://example.com/stockquote.xsd"
      xmlns = "http://www.w3.org/2000/10/XMLSchema">
		
      <element name = "TradePriceRequest">
         <complexType>
            <all>
               <element name = "tickerSymbol" type = "string"/>
            </all>
         </complexType>
      </element>
		
      <element name = "TradePrice">
         <complexType>
            <all>
               <element name = "price" type = "float"/>
            </all>
         </complexType>
      </element>
		
   </schema>
</types>

データ型は、Webサービスで使用する予定のデータ型と形式を識別する問題に対処します。タイプ情報は、送信者と受信者の間で共有されます。したがって、メッセージの受信者は、データのエンコードに使用した情報にアクセスする必要があり、データのデコード方法を理解している必要があります。