SAPSCM-モデルとバージョン
SAP SCMでは、計画にサプライチェーンモデルを使用します。SAPシステムは、計画目的でモデルに割り当てられたマスタデータを考慮します。サプライチェーンエンジニアまたはマスタデータのいずれかで、マスタデータをモデルに割り当てることができます。
1つ以上の計画バージョンをモデルに割り当てることもできます。計画のためにリリースされたすべてのマスタデータは、有効モデルと有効計画バージョン-モデル000および計画バージョン000にそれぞれ割り当てる必要があります。実動システムでは、SAP R / 3から転送するすべてのマスタデータが、有効なモデルと有効な計画バージョンに自動的に割り当てられます。
モデルと計画バージョンを作成、コピー、削除するには、SAPSCMシステムで次のパスに移動する必要があります。
高度な計画と最適化→マスタデータ→計画バージョン管理→モデルとバージョン管理
モデルの作成
SAP SCMモデルでは、システムで登録されたモデルに製品やリソースなどのマスタデータを割り当てることができます。
Step 1 −モデルを作成するには→モデル/計画バージョンを作成→モデルを作成
Step 2 −計画バージョンを作成するには、計画バージョンを選択します。
Step 3 −モデル/計画バージョンのコピー:計画バージョン/モデルのコピーを実行するには、以下に示すようにコピーオプションを使用できます。
Step 4−左側のリストから、コピーするモデル/バージョンを選択します。上部の[コピー]オプションをクリックして、[モデル/バージョン]または[バージョン付きモデル]を選択します。
[モデル/バージョン]オプションを選択すると、右側のペインに、計画バージョンの名前を入力するためのオプションが表示されます。
-のようなさまざまなオプションがあります
- マスタデータをコピーする
- マスターデータとトランザクションデータをコピーする
Step 5 −要件に応じて選択すると、下部にある[コピーして保存]ボタンをクリックできます。
Step 6−モデルに複数の計画バージョンを作成することができます。[コピーして保存]オプションをクリックすると、次の画面が表示されます。
Step 7 −下部のチェックマークをクリックすると、選択したモデルの下にバージョンが作成されていることがわかります。
モデル/計画バージョンの削除
削除する権限がある場合は、モデル/計画バージョンを削除することもできます。モデルが削除されると、このモデル用に作成されたすべての計画バージョンも削除されます。
Step 1 −モデル/バージョンを削除するには、上部の削除ボタンをクリックします。
Step 2−削除するバージョンを選択します。ドロップダウンリストから[オブジェクトの削除]を選択します。
Step 3 −削除には以下のオプションを選択できます−
- 削除のスケジュール
- すぐに削除
選択したら、以下に示すように[削除/スケジュール]ボタンをクリックします-
Step 4 −クリック Yes 確認のため、バックグラウンドプログラムが開始されます。
Step 5 −チェックマークをクリックすると、オブジェクトが削除されたことがわかります。
Note −モデルまたは計画バージョンのコピーと削除は、フォアグラウンドまたはバックグラウンドで実行できます。
フォアグラウンドでタスクを実行すると、コピーログが表示され、画面の左側の領域にコピーが追加されます。
アクティビティがバックグラウンドで実行されると、削除プロセス/コピープロセスが完了し、オブジェクトが削除されるというメールが送信されます。
以下のトランザクション/レポートを使用して、モデルとバージョンを管理できます-
/SAPAPO/OM_REORG_DAILY −これは、モデルとバージョンの計画された削除を削除するために使用できます。
/SAPAPO/RLCDELETE −これは、計画バージョンのトランザクションデータ、つまり計画バージョンで選択されたATPカテゴリのオーダーを削除するSNPレポートを削除するために使用できます。
/SAPAPO/TS_LCM_REORG
/SAPAPO/OM17 −これは、在庫とロケーション製品の不整合をチェックするために使用できます。
/SAPAPO/DM_PEGKEY_REORG −これは、// PEGKEYの不整合の再編成と削除に使用できます。