SQLite-DISTINCTキーワード
SQLite DISTINCT キーワードをSELECTステートメントと組み合わせて使用して、重複するすべてのレコードを削除し、一意のレコードのみをフェッチします。
テーブルに複数の重複レコードがある場合があります。このようなレコードをフェッチするときは、重複するレコードをフェッチするのではなく、一意のレコードのみをフェッチする方が理にかなっています。
構文
以下は、重複レコードを排除するためのDISTINCTキーワードの基本構文です。
SELECT DISTINCT column1, column2,.....columnN
FROM table_name
WHERE [condition]
例
次のレコードを持つCOMPANYテーブルについて考えてみます。
ID NAME AGE ADDRESS SALARY
---------- ---------- ---------- ---------- ----------
1 Paul 32 California 20000.0
2 Allen 25 Texas 15000.0
3 Teddy 23 Norway 20000.0
4 Mark 25 Rich-Mond 65000.0
5 David 27 Texas 85000.0
6 Kim 22 South-Hall 45000.0
7 James 24 Houston 10000.0
8 Paul 24 Houston 20000.0
9 James 44 Norway 5000.0
10 James 45 Texas 5000.0
まず、次のSELECTクエリが重複する給与レコードを返す方法を見てみましょう。
sqlite> SELECT name FROM COMPANY;
これにより、次の結果が得られます。
NAME
----------
Paul
Allen
Teddy
Mark
David
Kim
James
Paul
James
James
さあ、使ってみましょう DISTINCT 上記のSELECTクエリでキーワードを入力して結果を確認します。
sqlite> SELECT DISTINCT name FROM COMPANY;
これにより、次の結果が生成されますが、重複するエントリはありません。
NAME
----------
Paul
Allen
Teddy
Mark
David
Kim
James