OrientDB-構成データベース
この章では、OrientDBコマンドラインを使用して特定のデータベースの構成を表示する方法を学習できます。このコマンドは、ローカルデータベースとリモートデータベースの両方に適用できます。
構成情報には、有効または無効のデフォルトキャッシュ、そのキャッシュのサイズ、負荷係数値、マップの最大メモリ、ノードページサイズ、プールの最小サイズと最大サイズなどが含まれます。
次のステートメントは、configdatabaseコマンドの基本的な構文です。
CONFIG
Note −このコマンドは、特定のデータベースに接続した後でのみ使用できます。
例
この例では、前の章で作成した「demo」という名前の同じデータベースを使用します。
次のコマンドを使用して、デモデータベースの構成を表示できます。
Orientdb {db = demo}> CONFIG
正常に実行されると、次の出力が得られます。
LOCAL SERVER CONFIGURATION:
+---------------------------------------+-------------------------+
| NAME | VALUE |
+---------------------------------------+-------------------------+
| environment.dumpCfgAtStartup | false |
| environment.concurrent | true |
| environment.allowJVMShutdown | true |
| script.pool.maxSize | 20 |
| memory.useUnsafe | true |
| memory.directMemory.safeMode | true |
| memory.directMemory.trackMode | false |
|……………………………….. | |
| storage.lowestFreeListBound | 16 |
| network.binary.debug | false |
| network.http.maxLength | 1000000 |
| network.http.charset | utf-8 |
| network.http.jsonResponseError | true |
| network.http.json | false |
| tx.log.fileType | classic |
| tx.log.synch | false |
| tx.autoRetry | 1 |
| client.channel.minPool | 1 |
| storage.keepOpen | true |
| cache.local.enabled | true |
+---------------------------------------+-------------------------+
orientdb {db = demo}>
上記の構成パラメーターのリストで、パラメーター値のいずれかを変更する場合は、configsetおよびgetコマンドを使用してコマンドラインから簡単に変更できます。
構成セット
を使用して構成変数値を更新できます。 CONFIG SET コマンド。
次のステートメントは、configsetコマンドの基本的な構文です。
CONFIG SET <config-variable> <config-value>
Note −このコマンドは、特定のデータベースに接続した後でのみ使用できます。
例
この例では、前の章で作成した「demo」という名前の同じデータベースを使用します。'tx.autoRetry'変数値を5に変更します。
次のコマンドを使用して、デモデータベースの構成を設定できます。
orientdb {db = demo}> CONFIG SET tx.autoRetry 5
正常に実行されると、次の出力が得られます。
Local configuration value changed correctly
構成取得
を使用して構成変数値を表示できます。 CONFIG GET コマンド。
次のステートメントは、configgetコマンドの基本的な構文です。
CONFIG GET <config-variable>
Note −このコマンドは、特定のデータベースに接続した後でのみ使用できます。
例
この例では、前の章で作成した「demo」という名前の同じデータベースを使用します。'tx.autoRetry'変数値を取得しようとします。
次のコマンドを使用して、デモデータベースの構成を表示できます。
orientdb {db = demo}> CONFIG GET tx.autoRetry
正常に実行されると、次の出力が得られます。
Local configuration: tx.autoRetry = 5