OrientDB-更新レコード

Update Recordコマンドは、特定のレコードの値を変更するために使用されます。SETは、特定のフィールド値を更新するための基本的なコマンドです。

次のステートメントは、Updateコマンドの基本的な構文です。

UPDATE <class>|cluster:<cluster>|<recordID> 
   [SET|INCREMENT|ADD|REMOVE|PUT <field-name> = <field-value>[,]*] |[CONTENT| MERGE <JSON>] 
   [UPSERT] 
   [RETURN <returning> [<returning-expression>]] 
   [WHERE <conditions>] 
   [LOCK default|record] 
   [LIMIT <max-records>] [TIMEOUT <timeout>]

上記の構文のオプションの詳細は次のとおりです。

SET −更新するフィールドを定義します。

INCREMENT −指定されたフィールド値を指定された値だけインクリメントします。

ADD −コレクションフィールドに新しいアイテムを追加します。

REMOVE −コレクションフィールドからアイテムを削除します。

PUT −マップフィールドにエントリを入力します。

CONTENT −レコードコンテンツをJSONドキュメントコンテンツに置き換えます。

MERGE −レコードコンテンツをJSONドキュメントとマージします。

LOCK−ロードと更新の間にレコードをロックする方法を指定します。指定するオプションが2つありますDefault そして Record

UPSERT−レコードが存在する場合は更新し、存在しない場合は新しいレコードを挿入します。これは、2つのクエリを実行する代わりに1つのクエリを実行するのに役立ちます。

RETURN −レコード数の代わりに、返す式を指定します。

LIMIT −更新するレコードの最大数を定義します。

TIMEOUT −タイムアウトする前に更新の実行を許可する時間を定義します。

前の章で使用したのと同じCustomerテーブルについて考えてみましょう。

シニア番号名前年齢
1サティッシュ25
2クリシュナ26
3キラン29
4ジェイブド21
5ラジャ29

次のクエリを試して、顧客の年齢「Raja」を更新してください。

Orientdb {db = demo}> UPDATE Customer SET age = 28 WHERE name = 'Raja'

上記のクエリが正常に実行されると、次の出力が得られます。

Updated 1 record(s) in 0.008000 sec(s).

Customerテーブルのレコードを確認するには、次のクエリを使用できます。

orientdb {db = demo}> SELECT FROM Customer

上記のクエリが正常に実行されると、次の出力が得られます。

----+-----+--------+----+-------+---- 
#   |@RID |@CLASS  |id  |name   |age  
----+-----+--------+----+-------+---- 
0   |#11:0|Customer|1   |satish |25   
1   |#11:1|Customer|2   |krishna|26   
2   |#11:2|Customer|3   |kiran  |29 
3   |#11:3|Customer|4   |javeed |21 
4   |#11:4|Customer|5   |raja   |28   
----+-----+--------+----+-------+----