SAP WebDynpro-イベントとアクション

イベントを作成して、コントローラー間の通信を有効にすることができます。1つのコントローラーが別のコントローラーでイベントをトリガーできるようにすることができます。コンポーネントコントローラで作成したすべてのイベントは、コンポーネントで使用できます。

インバウンドプラグはイベントとしても機能するため、インバウンドプラグを使用してビューを呼び出すと、最初にイベントハンドラーが呼び出されます。

Buttonなどの特別なイベントを使用して、ユーザーアクションにリンクすることもできます。

プッシュボタンのようなボタン要素は、View Controllerで呼び出される処理メソッドをトリガーできる対応するプッシュボタンをクリックすることにより、ユーザーの操作に反応できます。これらのUI要素には、1つまたは複数の一般的なイベントが含まれており、設計時に実行される特定のアクションにリンクできます。

アクションが作成されると、イベントハンドラーが自動的に作成されます。UI要素をさまざまなアクションに関連付けることができます。

アクションを複数のUI要素にリンクすることで、ビュー内のアクションを再利用することもできます。

例1

ユーザーがフィールドの「Enter」キーを押したときの、ボタンクリックのonActionイベントまたは入力フィールドのonEnterイベント。

アクションは、WebDynproフレームワークの任意のUI要素に対して作成できます。アクションを設定するには、[プロパティ]タブ→[イベント]セクションに移動します。

ビューコントローラの[アクション]タブからアクションを作成することもできます。イベントハンドラーは、命名規則onaction <actionname>を使用して自動的に作成されます。

例2

アクション名はSET_ATTRIBUTESであり、アクションのイベントハンドラーはON_SET_ATTRIBUTESになります。