MathML-フェンシング

<mfenced>タグは、<mo>タグを使用する代わりに、中括弧、角かっこ、括弧などのフェンシング演算子を使用するための便利な方法です。

構文

このタグを使用するための簡単な構文は次のとおりです-

<mfenced> expression </mfenced>

パラメーター

このタグのすべてのパラメータの説明は次のとおりです-

  • expression −式。

属性

このタグのすべての属性の説明は次のとおりです-

  • open−開始区切り文字を指定します。デフォルトは '('です。

  • close−終了区切り文字を指定します。デフォルトは ')'です。

  • separators−オプションで空白で区切って、0個以上の区切り文字のシーケンスを指定します。デフォルトは「、」です。

例1:<mfenced>タグなし

<math xmlns = "http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
   <mrow>
      <mo>(</mo>
      <mi>x</mi>
      <mo>)</mo>
   </mrow>
</math>

出力

(( バツ

例2:<mfenced>タグの使用

<math xmlns = "http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
   <mfenced>
      <mi>x</mi>
   </mfenced>
</math>

出力

バツ

例3:f(x、y)

<math xmlns = "http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
   <mrow>
      <mi> f </mi>
      <mo> ⁡</mo>
      <mfenced>
         <mi> x </mi>
         <mi> y </mi>
      </mfenced>
   </mrow>
</math>

出力

f バツ y

例4:(a + b)

<math xmlns = "http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
   <mfenced>
      <mrow>
         <mi> a </mi>
         <mo> + </mo>
         <mi> b </mi>
      </mrow>
   </mfenced>
</math>

出力

A + b

例5:[0,1)

<math xmlns = "http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
   <mfenced open="[">
      <mn> 0 </mn>
      <mn> 1 </mn>
   </mfenced>
</math>

出力

0 1