MathML-スタイル
<mstyle>タグは、コンテンツのレンダリングに影響を与えるスタイル変更を行うために使用されます。
構文
このタグを使用するための簡単な構文は次のとおりです-
<mstyle> expression </mstyle>
パラメーター
このタグのすべてのパラメータの説明は次のとおりです-
expression −推定されたmrow要素。
属性
このタグのすべての属性の説明は次のとおりです-
scriptlevel−子のスクリプトレベルを指定します。符号がない場合、scriptlevelを指定された値に設定します。符号を付けると、現在の値がインクリメント( "+")またはデクリメント( "-")されます。
displaystyle −表示スタイルを指定します。
scriptsizemultiplier −スクリプトレベルの変更によるフォントサイズの調整に使用する乗数を指定します。
scriptminsize −スクリプトレベルの変更により許可される最小フォントサイズを指定します。
infixlinebreakstyle −中置演算子に使用するデフォルトの改行スタイルを指定します。
decimalpoint−「decimalpoint」値を使用して配置を指定する場合に、<mstack>列と<mtable>列内の配置点を決定するために使用される文字を指定します。デフォルトは「。」です。
例
例1:<mstyle>タグなし
<math xmlns = "http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
<mrow>
<mo maxsize = "100%"> ( </mo>
<mfrac>
<mi> a </mi>
<mi> b </mi>
</mfrac>
<mo maxsize = "100%"> ) </mo>
</mrow>
</math>
出力
例2:<mstyle>タグの使用
<math xmlns = "http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
<mstyle maxsize = "100%">
<mrow>
<mo> ( </mo>
<mfrac>
<mi> a </mi>
<mi> b </mi>
</mfrac>
<mo> ) </mo>
</mrow>
</mstyle>
</math>