OpenCV-境界線の追加

この章では、画像にヒキガエルの境界線を付ける方法について説明します。

copyMakeBorder()メソッド

この方法を使用して、画像にさまざまな境界線を追加できます copyMakeBorder() パッケージに属するCoreという名前のクラスの org.opencv.core. このメソッドの構文は次のとおりです。

copyMakeBorder(src, dst, top, bottom, left, right, borderType)

このメソッドは、次のパラメーターを受け入れます-

  • src −クラスのオブジェクト Mat ソース(入力)画像を表します。

  • dst −クラスのオブジェクト Mat 宛先(出力)イメージを表します。

  • top −整数の変数画像の上部の境界線の長さを表す整数型。

  • bottom −整数の変数画像の下部の境界線の長さを表す整数型。

  • left −整数の変数画像の左側の境界線の長さを表す整数型。

  • right −整数の変数画像の右側の境界線の長さを表す整数型。

  • borderType −使用される境界線のタイプを表す整数型の変数。

次のプログラムは、特定の画像に境界線を追加する方法を示す例です。

import org.opencv.core.Core;
import org.opencv.core.Mat;
import org.opencv.imgcodecs.Imgcodecs;

public class AddingBorder {
   public static void main( String[] args ) {
      // Loading the OpenCV core library
      System.loadLibrary( Core.NATIVE_LIBRARY_NAME );
     
      // Reading the Image from the file and storing it in to a Matrix object
      String file ="E:/OpenCV/chap15/input.jpg";
      Mat src = Imgcodecs.imread(file);

      // Creating an empty matrix to store the result
      Mat dst = new Mat();
   
      Core.copyMakeBorder(src, dst, 20, 20, 20, 20, Core.BORDER_CONSTANT);
      Imgcodecs.imwrite("E:/OpenCV/chap15/border_constant.jpg", dst);

      System.out.println("Image Processed");
   }
}

以下が入力画像であると仮定します thresh_input.jpg 上記のプログラムで指定されています。

出力

プログラムを実行すると、次の出力が得られます-

Image Processed

指定したパスを開くと、次のように出力画像を確認できます。

他の種類の境界線

ボーダータイプに加えて、 BORDER_CONSTANT前の例で示したように、OpenCVは他のさまざまなタイプの境界線に対応しています。これらのタイプはすべて、Coreクラスの事前定義された静的フィールド(固定値)によって表されます。

それぞれの事前定義された値を名前の付いたパラメーターに渡すことにより、必要なしきい値操作のタイプを選択できます。 borderTypecopyMakeBorder() 方法。

Core.copyMakeBorder(src, dst, 20, 20, 20, 20, Core.BORDER_CONSTANT);

以下は、さまざまなタイプの境界操作とそれぞれの出力を表す値です。

操作と説明 出力
BORDER_CONSTANT
BORDER_ISOLATED
BORDER_DEFAULT
BORDER_REFLECT
BORDER_REFLECT_101
BORDER_REFLECT101
BORDER_REPLICATE
BORDER_WRAP