ウェイモ、電柱衝突事故を受けロボットタクシーの2度目のリコールを発表

ウェイモは、先月乗客を乗せようとした無人車両が電柱に衝突したことを受けて、水曜日に自動運転車メーカーのマッピングソフトウェアの自主回収を発表した。同社はギズモードに対し、672台の車両にアップデートをリリースし、米道路交通安全局(NHTSA)に通知書を提出したと語った。
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リコールのニュースは、The Vergeが最初に報じたが、5月21日にアリゾナ州フェニックスでウェイモの無人運転車が乗客を乗せるために走行中に起きた事故を受けてのもの。車は時速8マイルで街灯柱に衝突し、車両に若干の損傷はあったが、負傷者はいなかった。
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「5月21日にフェニックスで発生した事件を受けて、マッピングとソフトウェアの問題に対処するため、米国道路交通安全局(NHTSA)に自主的なソフトウェアリコールを申請することを決定しました」とウェイモの広報担当者は水曜日、ギズモードへの声明で述べた。
「当社はすでに全車両にマッピングとソフトウェアのアップデートを導入しており、これが現在の業務に影響を与えることはありません」と広報担当者は続けた。「当社はより多くの都市でより多くの乗客にサービスを提供していく中で、安全第一の姿勢を継続し、乗客、地域住民、規制当局、政策立案者との信頼関係を築くよう努めていきます。」
The Verge は、ソフトウェアの問題は電柱に「低い損傷スコアを割り当てた」ことだと報じている。しかし、Waymo は Gizmodo への声明で問題の詳細を詳しく述べず、その後の質問にもすぐには回答しなかった。
水曜日のリコールはウェイモにとって2度目となる。同社による前回のリコールは、最近の2件の事故を受けて2月に出された。最初の事故は2023年12月、フェニックスでウェイモの車両が「牽引車両に対して斜めに後ろ向きに牽引されていた」ピックアップトラックと接触した。NHTSAへの提出書類によると、ロイターが報じた。2件目の事故は2月に発生し、サンフランシスコで ウェイモの車両が自転車に乗った人をはねた。
ウェイモは声明の中で、今回のリコールが同社の事業に何ら影響を及ぼさないことを強調した。