70人の乗客が嘔吐、フランクフルト便は生き地獄に

飛行機に乗ると、いろいろと問題が起きるだろうと予想できます。前の席の人が座席を倒して 、長い髪をスクリーンに垂らすかもしれません。赤ちゃんが泣くかもしれません。隣の席の人が靴下や靴を脱ぐような変人 かもしれません。ひどい乱気流に遭遇する 可能性もあります。それから、70人の乗客全員が同じ胃腸炎にかかって、飛行機が地獄の吐瀉物場と化すなど、予想もできない事態もあります。
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デイリーメール紙によると、モーリシャスからフランクフルトへ向かうコンドル航空DE2315便に搭乗していた乗客の多くが、同じ胃腸炎にかかったようだ。トイレは数か所しかなく、70人の乗客が必死に吐き出そうとしていたため、残りのフライトがいかにひどかったかは想像に難くない。しかし、どうやら彼らは目的地に十分近かったため、フランクフルトに到着するまでそのまま飛行を続け、そこでは救急隊員がすでに集まって病気の乗客を治療していたようだ。
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クルーズ旅行に行くなら、ノロウイルスやCOVID-19の感染リスクがあることを知っておく必要がありますが、少なくともクルーズ旅行では客室にいて安心して嘔吐することができます。一方、飛行機では、1人か2人の乗客が病気になる可能性はありますが、乗客の半分が昼食をそこら中に吐き出すことはまず予想できません。
コンドル航空の広報担当者はドイツのビルト紙に対し、事故は実際に起きたと認め、もし食品に何か問題があったとしたら、それはモーリシャス産だったはずだと指摘した。とはいえ、同社は何が問題だったのか正確には分からないと主張し、次のように述べた。
コンドルはすでにこの件の調査を開始し、原因を究明し、可能な対策を講じようとしています。コンドルはすべての責任あるパートナーおよび当局と緊密に連携しています。現時点では結果は出ていません。当社は通常、原因に関する憶測、たとえばモーリシャスで用意された船上の個々のメニューなどには関与しません。
結局、嘔吐の本当の原因が何であろうと、そのフライトの乗客たちが、あの悪名高いファミリーガイのシーンの現実版に閉じ込められていたという事実は、何ら変わることはない。できれば、航空会社が対応し、関係者全員にカウンセリングを提供してくれることを願う。この状況を乗り越えるには、多くのセラピーが必要になるだろうと、私たちは感じているからだ。