「男性のための映画」を製作するケビン・コスナーは、女性たちが「自分の映画に男性を連れて来てくれた」ことに感謝している。

Jun 29 2024
ケビン・コスナーは、彼の強い女性キャラクターが彼にこれほど「良いファン」がいる理由だと考えている
ケビン・コスナー

ケビン・コスナーは 『ホライゾン:アメリカン・サーガ』の脚本を書いていたとき、「女性が出てこないシーンは考えられなかった」と、最近のポッドキャスト「ハッピー・サッド・コンフューズド」で語った。共同脚本、監督、主演も務めたこの自費製作の大作映画のプレスツアーで、コスナーは西部劇における女性の少なさや、女性の存在がアメリカの拡張期を形作り、定義づけたことを詩的に語った。言葉だけでなく行動で示すため、彼は(再び)カンヌで映画がプレミア上映された とき、女性の共演者たちに飛行機代を支払った。明らかに、それはストーリーとマーケティングの両方で非常に重要な要素だ。とはいえ、女性はコスナーの本当の観客ではない。

「私は男性向けの映画を作る。それが私の仕事だ」と、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』『ポストマン』『オープン・レンジ』 の監督も務めたコスナーはポッドキャストで語った。「でも、強い女性キャラクターがいなければ映画は作りません。それが私のキャリアの歩み方です。それが私に多くのファンがいる理由だと思います。男性をここに連れてきてくれた女性たちに感謝します。結局、これは西部劇です。[強い女性]がいない映画は考えられません」

このように、コスナーは、男性主導だが女性のたゆまぬ努力に支えられた彼のファン層のメタファーでもある西部劇を作ったようだ。結局のところ、ファンガールは社会の柱の1つだ。コスナーのファンガール(?)が大挙して出てくることを期待しよう。なぜなら、ケヴィンはこの作品に多くのものを賭けているからだ。彼はホライゾンに膨大な私財を注ぎ込んでおり、うまくいかなければ大きな損失を被ることになる。「そんなことは起きないことを願っているし、起きないと思う」とコスナーはIndieWireのインタビューで語った。「そうなるとは思わない。理由は単純で、映画は永遠に生き続けるからだ。公開週末が問題ではない。この映画は永遠に私のものだ」。みんな、この合図が聞こえただろう、君と君の彼氏を劇場へ連れて行こう!

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