マーティン・スコセッシの犬がついにポール・シュレイダーの親指の一部を食べる

ついにそれが起こった。マーティン・スコセッシの娘の犬がポール・シュレイダーの親指の一部を食べてしまったのだ。これは私たちが何年も前から期待していたことで、文字通りすべての映画ファンの2024年のビンゴカードに載る一枠だ。マーティン・スコセッシの娘のスコッティがポール・シュレイダーの一部を飲み込んだという、私たちの新しい現実へようこそ。
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これは、神話を巧みに紡ぎ出すシュレイダーならではのタイプの物語であり、バラエティ誌の最新特集記事のポイントの 1 つでもある。シュレイダーはこれを「トップスピン」と呼び、「ボールをジャンプさせるもの」と呼んでいる。この場合のトップスピンとは、スコセッシ演じるスコッティが、犬に対して最も非難される 2 つの映画、 『ドッグ・イート・ドッグ』と『キャット・ピープル』の責任者に仕返しする理由を探しているだけなのだ。
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バラエティ誌のスティーブン・ロデリックによると、シュレイダーは昨年12月に「手に巨大な血まみれの包帯を巻いた」状態でスコセッシ監督と会食したという。シュレイダーは、スコセッシの家で夕食をとったこと、そして監督は「とてもかわいい」ビション・フリーゼを2匹と「問題のある犬」を1匹飼っていて、キャンセルされるのを待っていると説明する。このスコティッシュ・テリアは、スコセッシ監督が「好きではない」犬だが、「飼わなければならないし、などなど」。とにかく、彼はスコティッシュ・テリアを撫でようとしたが、「親指の一部が取れただけでなく、食べられてしまった」という。
犬の腹にシュレイダーの破片が入ったため、脚本家兼監督はスコセッシの専属看護師の手当てを受けた。シュレイダー氏が快方に向かっていることを願うが、そうではないことはわかっている。このプロフィールでは、最新作「オー、カナダ」の完成にあたりシュレイダーを追跡し、シュレイダーの自己神話化を解き明かそうと多くの時間を費やしている。シュレイダーが会議中にエージェントからボンバージャケットを盗み、その後エージェントにばったり会って「盗んだんだ。気に入ってたんだ」と言ったという話など、自己神話化もたくさんある。
犬の咬傷はさておき、シュレイダーはここ数年、体調が悪かった。新型コロナウイルス関連の気管支肺炎で2回、オゼンピック反応で1回入院した。認知症の妻とともに介護付き住宅に住み、妻の介護に年間40万ドル近く支払っている。シュレイダーはケヴィン・スペイシーとの仕事も準備中で、2人はフランク・シナトラに関するプロジェクトについて話し合った。シュレイダーによると、スペイシーはチャーリー・チャップリンの出演取り消しに関する本を読んでいるというが、チャップリンの生涯に起きた数々のスキャンダルを考えると、これはかなり大胆な話だ。そう、いつものように、ポール・シュレイダーの世界ではいろいろなことが起こっているのだ。