ライアン・レイノルズが何度も却下した『デッドプール3』のアイデアの1つはインディーズのロードトリップだった

Jul 03 2024
『デッドプールとウルヴァリン』に至るまでの道のりには、多くの突飛なアイデアが散りばめられており、おそらくマーベルファンの中には、3作目のデッドプールとして見たいと思う人はほとんどいないだろう。

『デッドプール3』『デッドプール&ウルヴァリン』 になる前、ライアン・レイノルズの頭の中ではたくさんのアイデアが渦巻いていたが、却下されたことはわかっている。そのうちの少なくとも2つがわかった今、レイノルズの提案がいかに 多様でワイルドなものだったか を描き始めることができる。

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エンターテインメント・ウィークリー誌『デッドプール&ウルヴァリン』特集の表紙で、レイノルズは映画のために売り込もうとしたアイデアのいくつかについて簡単に触れたが、デッドプールも含まれていたフォックスの買収で提供されたおもちゃのうち、最終的に何層もの法的承認を経てマーベル・スタジオが利用できるようになるかはまだ不明だった。その1つは、どうやら、侍殺害を複数の視点から、それぞれ独自の偏見と主観的な記憶で描いた伝説の黒澤明監督の映画『羅生門』風のものだったようだ(現在ディズニーで審議中らしい)。しかし、もう1つは、デッドプールの3作目に期待されるものとはまったく異なる方向性で、ウェイドとカラン・ソーニ演じる愛想の良いタクシー運転手ドーピンダーとのバディ・ロードトリップ映画だった。

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「文字通り、500万ドルか600万ドルの予算で、特殊効果はなかった」とレイノルズはエンターテインメント・ウィークリー誌に回想している。「私とドーピンダーがトーキートーキーでロードトリップし、途中で集めたり見たりしたものを撮っただけ。イベント映画にするつもりはなかった。ポイントCに向かう途中なら、ポイントBにたどり着くためだけの映画だった。あれが一番変だった。気に入った。ちょっと楽しかった」

デッドプール映画が難解な旅物語のような作品で、マーベル・スタジオ所有の同キャラクターを起用した最初のプロジェクトになるというアイデアは、多くの人の反感を買ったかもしれないが、少なくともレイノルズが、ディズニーとフォックスの合併 から生じたより大きな法的策略が落ち着くまでの間に、選択肢の 1 つとして検討していたというのは興味深い。もちろん、それがどうなるかはわからないが、マーベルが自社の作品を全体的に見直し、確実なヒット作を求めて難解な作品から手を引きつつある時代では特にそうだ。初期の売上の兆候を見る限り、『デッドプール & ウルヴァリン』は確実にヒットしそうだ。デッドプールとローガンがタッグを組んで 興行収入で莫大な利益を上げれば、レイノルズには将来的に、より突飛なアイデアのいくつかを再検討するチャンスが与えられるかもしれない。

『デッドプール&ウルヴァリン』は7月26日に公開されます。


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