Disney+ X Maxがストリーミングバンドルでコラボレーション

ディズニーとワーナー・ブラザーズが手を組むのは、ジャッジ・ドゥームがハリウッドとパサデナを結ぶ高速道路を建設するためトゥーンタウンをディップで水没させようとした以来のコラボレーションだ。本日のプレスリリースで発表されたように、ディズニーとワーナー・ブラザーズは今後数か月以内に、Disney+、Hulu、Maxを1つのNetflixキラーパッケージにまとめたストリーミングバンドルの提供を開始する。ABC、CNN、スナイダーカット、フリップ・オア・フロップ、コヨーテVSアクメ、バットガール、ウィロー、マーベル・シネマティック・ユニバースが、ついに広告ありと広告なしのオプションで同じ屋根の下に集まる。価格は発表されていないが、消費者はどちらの会社のウェブサイトからでも購読できる。競争がイノベーションを生むのがわかるだろう。

「加入者第一」と評されるこの新しいバンドルは、ケーブル会社やディズニー、ワーナーブラザーズの主なストリーミング競合であるNetflixに新たな問題を引き起こすだろう。ストリーミング戦争は沈静化し始めており、ストリーマーは加入者を気にすることから収益を気にすることに移行しつつある。今年初め、Netflixは、5分ごとにリリースされる何百万ものベイパーウェア映画や番組で利益を上げようとしているため、加入者は成長の「単なる1つの要素」であると発表した。ワーナーブラザーズとディズニーもそれに倣っているようだ。The Vergeが指摘しているように、ディズニーは今週、ストリーミングサービスが初めて黒字になったと発表した。

一方で、これは多くの消費者にとって、特に今後確実にやってくるパスワード取り締まりをまだ経験していない人にとっては、おそらく朗報だろう。逆に言えば、バンドルされたサービスと高騰した価格により、ケーブルテレビに非常に似てきている。今年後半には、ディズニー傘下のESPN、Fox、ワーナーブラザーズディスカバリーがスポーツのストリーミングサービスを開始する予定で、スポーツ中継と放送停止の無法地帯を一掃してくれることを期待しているが、ケーブルテレビ会社の足手まといになる可能性が高い。結局のところ、人々がそもそもケーブルテレビに加入する主な理由はスポーツなのだ。

これはいろいろな意味で長い道のりだった。忘れてはならないのは、Maxはワーナー・ブラザースとディスカバリーが所有するアプリの組み合わせの産物だということ。昨年5月にHBO Max（旧HBO GO）がディスカバリー+と統合してHBOを観たいときに観るべきMaxになったことを覚えている人もいるだろう。ディズニーも、Disney+、Hulu、ESPN+のバンドルを開始した。Deadlineは、このバンドルにより、加入者がSuccessionを観た後にサービスを解約する消費者の離脱が減ると指摘している。つまり、このバンドルでは、消費者がパッケージに縛られ、サブスクリプションから抜け出すのが難しくなるのだ。

ストリーミング戦争は閉じたループだ。10年の戦いを経て、ストリーマーはゆっくりとケーブルになりつつある。ただ今回は、予言（つまりこのツイート）が予言した通り、完全に規制されていない。