エマ・ストーンとジェシー・プレモンス、ヨルゴス・ランティモス監督作品連勝を続ける

『Poor Things』 や『女王陛下のお気に入り』の ヨルゴス・ランティモス監督は、最新作である短編小説集『Kinds Of Kindness』が好評を博し、カンヌで多忙を極めているが、すでに次回作『Bugonia』の準備を進めている。その中には、この新作映画のキャスト情報も含まれており、『Kindness』で主演を務めるジェシー・プレモンスが、同じく復帰するエマ・ストーンが船長を務めるランティモス号の2度目の航海に出演することが発表された。エマ・ストーンは、ギリシャ人監督の4作連続の映画出演が決まっている。
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ランティモス監督は、以前のスターたちとの再会を常に快く受け入れてきた。コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、オリヴィア・コールマン、ウィレム・デフォーはいずれも彼の映画に複数出演し、奇妙で少し異質なキャラクターの新たな解釈を見つけてきた。しかし、2018年の『女王陛下のお気に入り』で初めてランティモス監督と仕事をし、昨年の『プア・シングス』での演技でアカデミー主演女優賞を受賞したストーンは、今ではこの映画監督の代名詞となっている。そして今、彼女は『ブゴニア』で共演し、 2人の陰謀論者が秘密裏にエイリアンの侵略者だと確信している企業CEOを演じる。(とはいえ、ランティモス・ランドでは、どうやって見分けがつくのだろう?)この映画は、一般的にコメディとして説明される2003年の韓国映画『緑の惑星を救え!』 の大まかな翻案であるが、個人的にはこれまで見た中で最も憂鬱な「コメディ」映画の1つである。 (考えてみれば、これもランティモスの最高傑作だ。)
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ストーン(ちなみに、レッドカーペットの観客がネイサン・フィールダーの最近の合図に倣い、彼女を本名のエミリーと時々呼び始めたことに彼女は満足しているようだ)は、カンヌで『Kinds Of Kindness』のプロモーション中にランティモスとの関係について語った。「彼となら何でもできる気がするわ。何度も一緒に仕事をしてきたから」とストーンは言い、ランティモスを自分の「ミューズ」と呼んだ。「私はこれまでどの監督にも感じたことのないほど彼を信頼しているの。私たちには説明できない何かがあるの。そのことにとても感謝しているの」