ニックスのジェイレン・ブランソンとペイサーズのリック・カーライルがシリーズ開幕で歴史を築く

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ジェイレン・ブランソンはNBAのプレーオフでの得点数で全選手中トップだが、ダラス・マーベリックスで一緒に過ごした時間から、インディアナ大学のリック・カーライル監督に対して未だに恨みを抱いているのかもしれない。
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ブランソンは、月曜日の夜にニューヨーク・ニックスを率いてイースタン・カンファレンス第2ラウンドの開幕戦で、訪問中のペイサーズと対戦するが、彼に特別なモチベーションが必要だとは想像しがたい。
第6シードのインディアナは第1ラウンドで第3シードのミルウォーキー・バックスを破り、第2シードのニックスは第7シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズを開幕シリーズで破った。両シリーズとも6試合で終了した。
ブランソンは平均35.5得点でニックスをリードし、シリーズの最後の4試合で39、47、40、41得点を挙げた。
ブランソンはニューヨークで2年目のシーズンを迎え、正真正銘のスター選手だが、2021年のプレーオフ第1ラウンドでロサンゼルス・クリッパーズと対戦したマーベリックスの一員だったときはそうではなかった。
ダラスはシリーズ3-2のリードを逃し、第7戦で形勢が逆転するのをブランソンはベンチから見守った。競争心の強いガードはわずか10分間プレーし、126-111の敗戦で2得点を挙げた。
「正直に言うと、前回も言ったように、今はプレーオフに出場しているのだから、特別なモチベーションはない」とブランソンは記者団に当時の不満について尋ねられた際に語った。「それが現実だ。過去は過去だ。リックは私をリーグに迎え入れ、私が今の選手になるのを助けてくれたし、初日から成長を助けてくれた」
第7戦の敗戦はカーライルにとってダラスでの最後の試合だった。ペイサーズで3シーズン目を迎えるカーライルはブランソンを恐れているが、3シーズン前のコーチの決断が現在のシリーズに何らかの影響を与えるとは考えていない。
「ジェイレン・ブランソンは絶対に賭けられない男だ」とカーライル監督は記者団に語った。「あの男には賭けない。この2年間で彼が成し遂げたことを誰かが予想していたかどうかは分からないが、彼のことを知っていて、彼の性格を知っていれば、驚くことはない。ショックも受けない」
ペイサーズはレギュラーシーズンでニューヨークに対して2勝1敗だったが、ブランソンは平均35.7得点を挙げてインパクトを与えた。
「彼と対戦した最後の2回では、1試合で40点、もう1試合で39点だった」とカーライル監督は語った。「彼はプレーオフの平均得点でトップに立っている。シーズン中に非常に高いレベルを確立し、ポストシーズンでもそれを維持、あるいは上回ったことは明らかだ。これはなかなかできないことだ」
ブランソンは翌シーズン終了後にフリーエージェントとしてダラスを離れ、ニックスのスター選手へと成長した。
「コーチ陣はチームにとってより適した決断をしなければならない」とブランソン監督はカーライルについて語った。「何が起こったとしても、起こったことは起こったことだ。我々はそこから前進していくだけだ」
ペイサーズとニックスがポストシーズンで対戦するのは今回で8回目となり、インディアナが4勝3敗でリードしている。
そのうち6回の対戦は、レジ・ミラーがペイサーズのスターだった8シーズン(1993年~2000年)の間に行われた。これらのシリーズはドラマチックで思い出に残る瞬間に満ちていた。
インディアナはこのシリーズでトップクラスの攻撃力(レギュラーシーズンで123.3得点)に頼ることになるが、ニックスは守備に厳しく、108.2得点で2位にランクされている。
タイリース・ハリバートンが、ビッグマンのパスカル・シアカムとマイルズ・ターナーの助けを借りてペイサーズを牽引する。
しかし、木曜日のミルウォーキー戦での決定的な勝利では、元ニックスのオビ・トッピン(21得点)とTJ・マッコーネル(20得点)の控え選手2人が120対98の勝利を牽引した。
「とても大きな意味がある」とマコーネル監督は語った。「バブル以降プレーオフに出場できず、2014年以来勝ち進むことができなかったが、勝ち進みシーズンを延長できたことを誇りに思う」
—フィールドレベルメディア
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