ピート・ドクターが『レミーのおいしいレストラン』(またはピクサー映画)の実写リメイクが実現しない理由を説明

Jun 12 2024
ディズニーが運営するアニメーションスタジオは、6月14日に劇場公開される『インサイド・ヘッド2』に多くの期待をかけている。
『インサイド・ヘッド2』のヒロイン、ライリーは実写化されない。

親会社であるディズニーが、ヒットアニメを猛烈な勢いで実写リメイクしているにもかかわらず(近日公開予定:『ライオン・キング ムファサ』 、 『モアナ と伝説の海』、『白雪姫と七人の小人 』 、『リロ アンド スティッチ』 『バンビ 』など)、ピクサーはまだその決断を下していない。そして、ピート・ドクターの思い通りにいくなら、ピクサーの実写リメイクは実際には決して実現しないだろう。

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ピクサーの最高クリエイティブ責任者(『モンスターズ・インク』『ソウル』 、『インサイド・ヘッド』、『カールじいさんの空飛ぶ家』の監督でもある)は、タイム誌のインタビューで、現在この有名なスタジオを取り巻くさまざまな問題について語った。その問題には、オリジナルのアイデアに基づいた映画を作るか、おなじみの作品を参考にしたスピンオフや続編を作るかという論争も含まれている。ピクサーは、今週末公開される『インサイド・ヘッド2』 で後者が興行的に実を結ぶことを熱望している。

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「もし『インサイド・ヘッド2』が劇場でヒットしなかったら、事業運営についてさらに根本的に考えなければならないということだと思います」とドクターは同誌に説明した。しかし、ピクサーの名作をディズニー風に実写リメイクすることはもうないだろう。実際、ドクターは、レミーのおいしいレストランのリメイクキャンペーンが話題になるなんて、考えもしないと語った。(その状況の裏話は、 IndieWire からどうぞ。)

「こう言うと腹が立つかもしれないけど、ちょっと気になるんだ。私はオリジナルで独自の映画を作るのが好きなんだ。それをリメイクするのは、個人的にはあまり興味がない」と彼は説明した。また、「私たちが作るものの多くは、アニメの世界のルールがあってこそ成り立つんだ。だから、人間が浮いている家に歩いて入っていくとしたら、頭の中では『ちょっと待て。家はすごく重い。風船でどうやって家を持ち上げているんだ?』と思うだろう。でも、アニメの男が家の中に立っていたら、『わかった、納得する』と思うだろう。私たちが作り上げた世界は、簡単には翻訳できないんだ」とも指摘した。

『インサイド・ヘッド2』は6月14日金曜日に劇場公開される。


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