トランプ氏は「黒人の友人がたくさんいる」ので人種差別主義者にはなれないと語る。その友人たちとは

金曜日に公開されたセマフォーとのインタビューで、ドナルド・トランプ前大統領は 、自分を人種差別主義者と呼ぶ黒人有権者について質問された。彼の返答は馬鹿げていると同時に、まったく驚くべきものではなかった。
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「私には黒人の友人がたくさんいるので、もし私が人種差別主義者だったら、彼らは友人ではないだろうし、誰よりも早くそれを知っているはずだ」とトランプ氏は述べた。「私が人種差別主義者だと思ったら、彼らは2分も私と一緒にいないだろう。私は人種差別主義者ではない!」
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彼が言及した「友人」には、おそらくバイロン・ドナルド下院議員(共和党、フロリダ州)、ティム・スコット上院議員(サウスカロライナ州)、ベン・カーソン元住宅都市開発長官などが含まれる。彼らは皆、危険な政治的言説で黒人を裏切り、トランプ大統領の副大統領の座を争っている。
しかし、これらの男性が考えていることや、他の人を説得しようとしていることとは裏腹に、トランプ氏の人種差別の歴史は 、彼の不動産会社が黒人への賃貸を拒否した1970年代まで遡る。
また、トランプ氏はセントラルパークファイブの処刑を要求し、アフリカ諸国を「クソ国家」と呼び、自身のリアリティ番組「アプレンティス」の撮影中にNワードを使ったとされている。
トランプ氏は、自分は永遠の被害者だと心の中で思っている。先月、ビジネス文書の偽造で34件の重罪で有罪判決を受けた 後、インタビューの中で、黒人は刑事司法制度で差別を受けていることに共感していると主張した。
「浸透作用によるものだと思います。彼らは何が起きているのか分かっています。そして彼らの多くは、同じようなことが自分たちにも起きたと感じています」とトランプ氏は語った。「つまり、彼らは私にそれを非常に明白かつ明確に表現しました。彼らは自分たちに何が起きたのか分かっているのです」
トランプ氏は黒人有権者の支持を得ようと努めてきたが、多くの人が彼のナンセンスを見抜いているようだ。4月のNBCニュースの世論調査では、黒人有権者の支持率ではバイデン氏が71パーセント対13パーセントでトランプ氏をリードしていることが明らかになった。