ドレイクの『The Heart Part 6』がディス曲として恥ずかしい失敗作となった理由

May 07 2024
このカナダ出身の歌手は、この歌で自らを非難したようだ。

ケンドリック・ラマーとドレイクの確執は 土曜日に実にひどい展開を迎えた。ケンドリックは「Not Like Us」という曲の中で、ドレイクが小児性愛者であり、OVOの給与リストに性犯罪者を雇っていると非難した。

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ケンドリック・ラマーがまたもドレイクのディス曲「6:16 in LA」をリリースした。小節ごとの詳細は以下のとおり。
ちょっと待って…ドレイクとケンドリック・ラマーの確執は行き過ぎたのか?

ドレイクは何年も前から若い女性に目がないという噂が飛び交っていたが、ケンドリックがそれを 暴露した。「The Heart Part 6」(ケンドリックの「The Heart Part 5」をもじったもの)と題された気まずい返答の中で、ドレイクは、ケンドリックが自分を児童性的虐待者と呼ぶだろうと予想していたと述べて自己弁護している。

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ドレイク対ケンドリック・ラマー:確執の歴史
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ドレイク対ケンドリック・ラマー:確執の歴史

何ですか?

「エプスタインの件は予想通りのクソだった/君が集めて分析したTikTok動画」とドレイクはラップした。悲しいことに、そこから状況は悪化する。「念のため言っておくと、嫌悪感を覚える、僕は尊敬されすぎている/「もし若い女の子とヤッてたら、間違いなく逮捕されていた/君が今言ったようなクソみたいなことをするには僕は有名すぎる」

ドレイクは基本的に、もし自分が悪質な行為に手を染めていたなら、有名人としての地位のせいで今頃没落していたはずだと発言した。まるでハリウッドが創設以来、最も悪名高い犯罪者を守るために努力してこなかったかのようだ。

さらに、ケンドリックは不適切な行為をしようとしたとされる女優の名前を挙げたが、実際にはそんなことはしていない。「ホイットニーとだけセックスする、ミリー・ボビー・ブラウンとはセックスしない/ティーンエイジャーなんかに二度見しない/俺はヒットメーカー、クソ野郎、平和主義者じゃない」

「For All The Dogs」の司会者の最新の返答は、ディス曲というより告白のように聞こえる。「The Heart Part 6」では、ドレイクはケンドリックに悪意のある情報を提供した者は誰であれ道化者だとも言った。その後ドレイクは、彼のチームがコンプトン出身の彼に故意に誤った情報を与えたと述べたが、それではドレイクが道化者になるのだろうか?

「僕たちは、存在しない物語を語らせるよう君を巧みに仕向けたんだ」とドレイクは曲の中で、ケンドリックが11歳の娘を隠していると主張していることに言及して歌っている。しかし、ドレイクの2人目の隠し子疑惑については、何年も前にブログで書かれていた。

おそらく最も悲しいのは、ドレイクが「マザー・アイ・ソバー」という曲でケンドリックを辱めようとしたことだ 。この曲は2022年にリリースされたケンドリックの5枚目のアルバム「ミスター・モラル・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ」に収録されている。ドレイクは「ザ・ハート・パート6」で、ケンドリックが「性的虐待を受けた」と言っている曲だと述べている。

しかし、ドレイクがこの曲を聴けば、ケンドリックが自分の母親が性的暴行を受けたことと、そのトラウマ的な余波について語っていることに気付いたはずだ。ドレイクがこの戦いに負け、ただ煽動的な主張をしているだけなのは明らかだ。

ドレイクに白旗を振ってもらう必要はない。ただ黙ってもらうだけでいいのだ。