ホワイトハウス報道官カリーヌ・ジャン＝ピエール、国境危機批判者をあからさまに批判

「うーん、誰か他の人にやらせましょう」としか言いようのないニュースだが、ホワイトハウスの報道官カリーヌ・ジャン＝ピエールは、 ジョー・バイデン大統領と、米国とメキシコの国境危機に対する彼の行動（あるいはその欠如）に関して守勢に立っている。

ジャン＝ピエール氏は水曜日、記者団の質問に答える中で、なぜ大統領は国境の移民問題を解決するためにいまだに一方的な行動を取らないのかと問われた。明らかに憤慨したジャン＝ピエール氏は、解決策は最高司令官の肩だけに負わせるべきではないと主張した。

「なぜ大統領は一方的に行動しなくてはならないのか？なぜ立法手段で行動しなくてはならないのか？」と彼女は答え、さらにこう付け加えた。「おっしゃる通り、大統領はこれまでも多くの行政措置を講じてきました。しかし、国境で起きていることに対処するには、崩壊した統合システムに対処するには、法律が必要なのです。」

しかし、木曜日にホワイトハウスから発表された声明では、バイデン氏が何らかの解決策を固めようとする試みが共和党議員らによって阻止されたかのようだ。

「共和党議員は国境の安全確保やアメリカの崩壊した移民制度の修復など気にしていない。もし気にしていたら、史上最も厳しい国境警備に投票したはずだ。ところが今日、彼らは党派政治を国家安全保障よりも優先している」と声明は始まった。

次のように続いています。

共和党議員らは、超党派の国境協定を阻止することで、国境警備隊員の増員、移民裁判官や亡命審査官の増員、そして数年ではなく数か月で案件を処理する法案に反対した。また、フェンタニルが米国に流入するのを検知して阻止する新技術や、麻薬密売人を追跡するための資源にも反対した。さらに、システムがパンクした際に一時的に国境を閉鎖する新たな緊急権限を大統領である私に与える協定も拒否した。

この合意は、不法移民を減らすことが証明されている合法的な移民経路へのアクセスを拡大し、資格のある人々の労働許可へのアクセスを迅速化し、国境に到着した保護者のいない子供たちが弁護士にアクセスできるようにすることを保証するものであった。最終的にドリーマーに市民権への道を提供するなど、私が望んでいたすべてのことが含まれていたわけではないが、これは数十年で最大の移民法の改革であったはずである。

 
「だから私は絶対に明確にしておきたい。共和党議員らが国境警備の邪魔をすることを選択している一方で、私は国境や移民の職員が必要とする資源を提供するための戦いをやめない」とバイデン氏は結論付けた。

「私と同じように、今こそ改革が必要だと信じているなら、何もしないという選択肢はありません。国境の安全をさらに確保し、米国が希望と機会の光であり続けるようにしなければなりません。今日も、そしてこれからも、私は崩壊した移民制度に対処するために行動を起こすことに全力を尽くします。」