いや、そんなことない!黒人に変装して本を書いた白人作家をネットが非難

May 31 2024
「一体『ブラック・ライク・ミー』では何が起こっているんだ?」と、Xにうんざりしたコメントを投稿した人がいた。

白人ジャーナリストが、調査報道がひどく間違っていたため、ソーシャルメディアで当然のように非難されている。カナダ人作家サム・フォースターは、文字通り黒人の立場になって1マイル歩くのがどんな感じか見てみたかったのだが、インターネットはそれを許してくれない。

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「セブン・ショルダーズ」 では、カナダ人のサム・フォースターが黒人に変装してアメリカ中を旅し、「アメリカ社会に人種差別がいかに根強く残っているか」を記録したことを書いている。アマゾンのこの本の説明では、この本は「現代におけるアメリカの人種関係を理解し​​ようとする熱心な試み」とされている。

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何を言っているんだ? 黒人を数人選んでインタビューすればよかったんじゃないの?

フォースター氏は5月28日のXへの投稿で、ジャーナリストとして「これまでで最も困難なことの一つ」と称して本の出版を発表した。しかし、否定的な反応が激しく、コメント投稿者の大半は、フォースター氏は面倒なことは避けるべきだったと述べている。

「もし黒人の知り合いがいたら、彼らはあなたにこれは良くない考えだと教えてくれて、ネット上での非難からあなたを救ってくれただろう」とXのユーザー1人が書いた。

「黒人、白人、保守派、リベラル派の怒りを同時に引き起こすのは難しい…でも、あなたはそれをやったと思う。写真が見たい」と別のユーザーは書いた。

一方で、彼は何も新しいことをしていないと言い、ジョン・ハワード・グリフィンの1961年の著書「Black Like Me」 に「セブン・ショルダーズ」を比べる人もいる。この本でグリフィンは、肌が黒くなり、白人としての生活からディープサウスの失業中の黒人としての生活に変わった経験について書いている。1960年代には良いアイデアだと考えられていたかもしれないが、少しでも良識のある人なら、今日そのようなことを試みるべきではないと分かるはずだ。

フォースターの本を、裕福な白人の十代の若者が大学の奨学金の申請書で黒人のふりをする1986年の失敗作「ソウルマン」と面白おかしく比較している人もいる。

「これは映画『ソウルマン』のあらすじじゃなかったっけ?」とXに誰かが書いていた。

フォースターはここで非常に重要な教訓を学んだと思います。それは、何かができるからといって、それをすべきだとは限らないということです。