サンフランシスコの人々は、バーの混雑状況をスパイできる新しいアプリに怒っている
サンフランシスコの住民は、新しい奇妙なアプリを使って、ライブビデオフィードを通じて地元のバーを監視し、そこで何が起こっているか、また店の混雑状況を確認することができる。今年初めに開始された2Nite は、ベイエリアのさまざまな店に設置されたカメラのネットワークを使用して、それらの場所で何が起こっているかを遠隔から把握できる。
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「ナイトライフを管理、宣伝、発見するためのオールインワンアプリ」とアプリのウェブサイトは宣伝している。一方、アプリのページでは、さまざまなライブストリームが見られる「発見ページ」を「スクロール」するようユーザーに勧めている。ユーザーはアプリを通じて、対象の会場で開催されるイベント(コンサートなど)のチケットを購入することもできる。サンフランシスコ・スタンダード紙によると、これまでのところ、アプリは「5~8つの会場」としか契約していないという。
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「このアプリでセックスできた」と、Apple App Store の 5 つ星レビューには書かれている。「イベントのチケットを買うには最高の方法。2nite は真実であり未来だ」と、この好色なユーザーは書いている。
誰もが興奮しているわけではない。実際、地元のバーの常連客の中には、自分たちを遠隔監視し、酔っ払って騒ぐ様子をインターネット上の不特定多数の見知らぬ人たちにストリーミング配信するアプリに、予想通り少し動揺している(気味が悪いとさえ思っている)人もいる。
「ビッグブラザーに監視されていないバーで思い切り楽しむことができるべきだ」と、アプリについて尋ねられた若い女性はスタンダード紙に語った。「バーに行けばいい」と彼女は付け加え、アプリの目的に難色を示しているようだった。「それでかまわなかったら、他のバーに行けばいい」
「完全に侵入的」というのが、別のバーの常連客がそれを表現した方法のようです。
もちろん、結果は人によって異なるだろう。2Niteの共同創設者ルーカス・ハリス氏は、アプリと提携している企業がカメラを管理しており、フィードは主に「バー、クラブ、その他のイベント会場でのライブショーを垣間見る」ためのものだとスタンダード紙は書いている。ハリス氏と共同創設者フランチェスコ・ビニ氏はまた、フィードを匿名化し、パーティー参加者の個人が特定されないようにするためにライブストリームのぼかしを導入したと同紙に語った。
Gizmodoはアプリ開発者に詳細を問い合わせており、返答があればこの記事を更新する予定だ。