デンゼル・ワシントンが『ザ・プリーチャーズ・ワイフ』の共演者ホイットニー・ヒューストンについてどう感じていたかを明かす

1996年のヒット映画『ザ・プリーチャーズ・ワイフ』で共演してから約30年が経ち、デンゼル・ワシントンが故ホイットニー・ヒューストンとの関係を振り返っている。
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6月15日、アメリカン・ブラック・フィルム・フェスティバルで伝説の映画評論家ロジャー・エバートの未亡人チャズ・エバートと対談したアカデミー賞受賞俳優は、スクリーン内外での自身の並外れた功績や、2012年に早すぎる死を迎える前に映画『ザ・プリーチャーズ・ワイフ』で共演したホイットニー・ヒューストンと過ごした日々を振り返った。
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ワシントン氏は、ヒューストン氏の鉄の意志の強さの裏には、彼女を非常に守らなければならない弱さがあると語った。
「僕はいつも彼女を守りたいと思っていました。分かるでしょう?彼女はとてもタフになりたかったのですが、実際はそうではなかったのです」と、デンゼル・ワシントン回顧展と題された対談の中で彼は語った。
ワシントン氏の言葉は、2012年10月にGQ誌とのインタビューで語った感情を反映しており、その中でワシントン氏は、ヒューストン氏が最終的に48歳で命を奪った薬物依存症を克服するためにどれほど努力したかを認めていた。
「ホイットニーは私の娘で、彼女は回復してとても順調でした。それが依存症の最も辛いところです。彼女を虜にしたのはモンスタードラッグでした。ひどいものでした。もう二度とあのドラッグには戻れません。誰もそれに勝るものはありません」と彼は当時語った。
「グレイテスト・ラブ・オブ・オール」の歌手は、2012年2月にビバリーヒルズのホテルの部屋の浴槽で発見された。ロサンゼルス郡検視官によると、ヒューストンの死因は「動脈硬化性心疾患とコカイン使用の影響」による事故による溺死だったという。
エバートとの会話の中で、ワシントンは自身がプロデュースし、サミュエル・L・ジャクソン、ダニエル・ブルックス、息子のジョン・デヴィッド・ワシントンが主演する映画「ピアノ・レッスン」の初見映像を披露した。同作品は今秋Netflixで配信予定。また、ファンを悲しませかねない自身のキャリアの大きな転換についてもほのめかした。
「私にとって、カメラの前での仕事と同じくらい、カメラの後ろでの仕事も仕事として重要なのです。カメラの前で過ごす時間はどんどん少なくなっていくと思います」と彼は語った。