お使いのコンピュータは、常にシステムのさまざまなコンポーネント間に行くの活動を監視します。[プロパティの表示]ウィンドウのスクリーンセーバー設定に示されている時間、キーボードとマウスがアイドル状態であることに気付くと、システムは特別なコマンドをフォアグラウンドまたは現在のアプリケーションに送信して、スクリーンセーバーを起動できるかどうかを確認します。コンピューターベースのトレーニング(CBT)ウィンドウが開いているアプリケーション、またはMS-DOSプロンプトから実行するプログラムなどのWindows以外のプログラムがフォアグラウンドアプリケーションとして実行されている場合、Windowsはスクリーンセーバーを起動しません。
スクリーンセーバーを起動すると、次のようになります。
- スクリーンセーバーを起動できるかどうかを確認するために、Windowsはフォアグラウンドアプリケーションにメッセージを送信します。このコマンドは、アプリケーションに「スクリーンセーバーを起動できますか?」と尋ねています。
- Windows以外のプログラムはコマンドを理解しないため、応答しません。CBTアプリケーションはそれを理解しますが、「いいえ、現在トレーニングを提供しています」という意味のコマンドで応答します。他のすべてのアプリケーションは、コマンドに積極的に応答する必要があります。
- 次に、Windowsはsystem.iniファイルのSCRNSAVE.EXE = ____行を調べて、スクリーンセーバーが指定されているかどうかを確認します。エントリが空白の場合、スクリーンセーバーを実行するコマンドは無視されます。ただし、ファイル名がリストされている場合は、そのファイルを読み込もうとします。リストされているファイルが実際のスクリーンセーバーである限り、プログラムが実行され、現在のデスクトップ上にスクリーンセーバーイメージが作成されます。
スクリーンセーバーは、Windowsがキーボードまたはマウスからの入力を検出するまで実行され続けます。ほとんどのスクリーンセーバーでは、マウスを動かすか、任意のキーを押すと、スクリーンセーバーがすぐに終了します。ただし、スクリーンセーバーは、特定のキーまたはボタンのみが押されたとき、またはマウスが特定の距離だけ動かされたときに停止するようにプログラムできます。この機能は、インタラクティブなスクリーンセーバーで特に役立ちます。
ここにいくつかの興味深いリンクがあります:
- スクリーンセーバーのしくみ
- オペレーティングシステムのしくみ
- コンピューターモニターのしくみ
- コンピューターのキーボードのしくみ
- コンピュータマウスのしくみ